コース情報
コード:MGMT9104D-JP
タイプ:クラスルーム
期間:2日
コース概要
同僚や従業員、顧客やその他の人たちとWin-Winの状況を作り、仕事/作業上の関係を改善させていくことを学びます。 複数の戦略や解決策の活用、関心事に焦点を向けた手法、共感しながら進めていくネゴシエーション・プロセスといった交渉の課題にフォーカスします。
受講対象
職場で日々必要となるネゴシエーションの能力を向上させたいと考えている方
学習成果
- 交渉、仲介、仲裁の異なる原則が理解でき、それぞれのテクニックが身につく
- 他者のコンフリクト・マネジメントのスタイルを評価できる
- 職場での関係を向上させるための戦略が実践でき、自身の考えを相手に推すことができる
- 職場で理にかなったネゴシエーション・テクニックを実践できる
学習アプローチ(例)
コースがスタートしてまず初めに行うのは、コース期間中の休憩時間を受講生同士のネゴシエーションで決定していくこと。これは本コースの学習目的を理解するために行うエクササイズの一つですが、本コースではこの様に様々な場面で実際にネゴシエーションを体験しながら、日常生活のほとんど全てにネゴシエーションが存在することを理解し、様々な状況でどのようにWin-Winの結果を導いていくかについて学びます。
本コースでは、ネゴシエーションに必要な要素、技術、モデル(パターン)、戦略についての解説を交えながら、ワークショップ形式で1対1あるいはチーム対チームでの演習を繰り返しながら、体験を通じてネゴシエーションの知識と手法を習得します。
ネゴシエーションにおいて最も重要なコミュニケーション・プロセスについて、どうしたら伝えたいメッセージが本当に相手に伝わるか、コミュニケーションにインパクトを与える要素とは、NG行動とは、などについて受講生による意見交換や講師のアドバイス、ワークシート演習などを取り入れながら理解を深めてゆきます。
ネゴシエーションにおけるコミュニケーションでは、その為の”良い聞き手”であることが必須です。”聞くこと”すなわち”リスニング”に必要な要素、NG項目、障壁とは何か、良いリスナーになるための秘訣は何かを理解するとともに、交渉時に必要となる情報を引き出す手法”クエスチョニング”や衝突の回避方法について、そのテクニックや実践をワークショップを通じて習得します。
自身のネゴシエーション・スタイル(交渉時に自分がどんな手法で対処する傾向にあるか)やネゴシエーション能力を分析し、実践で目的を達成するための自分なりの効果的な方法を見出します。
交渉時に必要な事前準備や絶対に犯してはならないミスなどを理解するとともに、ネゴシエーションの結果判定や最終的にWin-Winの結果を出すために必要な手法を、ロールプレイを通じて実践的に習得します。